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宮城学院女子大学ボランティアサークル
Food and Smile!

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Food and Smile!の皆さんとの連携がスタートしてから、今年でちょうど10年になります。

これまで宮城県内外で、防災クッキング教室の開催などでご協力をいただいてきました。

コロナ禍に、料理教室の開催が難しくなり活動が減ってしまっているというお話を伺い、

このような状況でも何か一緒にできることはないだろうか、と考えたことが

みやぎ発防災レシピカレンダーが生まれたきっかけのひとつとなっています。

​10年の間で学生さんが代替わりしていく中で、

こうして連携を続けられていることをとても嬉しく思います^^

Food and Smile!のみなさんにお聞きしました!

 

○Food and Smile!について

私たちFood and Smile!は、通称FAS(ファス)と呼ばれています!管理栄養士を目指す学生で構成され、「食を通じて人々を笑顔に!」をモットーに日々活動しています。

学生自身での災害食レシピの開発や、県内各地の防災講座や料理教室の参加を通して、災害食を広め防災意識を高めてもらえるような活動をしています。

○みやぎ発防災レシピカレンダー2025のレシピはどのように考案されましたか?

まずは、私たち自身が食べることが大好きなので、私たちが災害時に何を食べたいかということを考えながらレシピの考案を始めました。美味しそうなレシピが沢山集まり、レシピを絞っていくのが一番大変だったのですが、どのレシピもより作りやすい&美味しいレシピになるよう何度もミーティングや試作を重ねました。管理栄養士を目指す学生ならでは、美味しさだけでなく栄養面にも配慮し、普段の食事の主食・主菜・副菜となるレシピを揃えられるよう考えました。

試作会を通して、みんなで味や作り方などさまざまな面から意見交換を行い、修正を繰り返しながらカレンダー完成に向けてレシピをまとめてきました。試作会の場は、悩みポイントが解決したり新たなアイディアをもらえたりするだけでなく、美味しいレシピが沢山食べれる至福の場でもありました!笑

 

○みやぎ発防災レシピカレンダー2025の製作において印象に残っていること

普段から家にある食材で作ることができる、災害時でライフラインが止まってしまった中でも調理することができるという条件の中で、より実用的で美味しいレシピを作るために、時間をかけてミーティングや試作を重ねてきたことです。大学の授業と両立させながら進めていくことは大変でしたが、試作会で私たちが考案した料理を試食していただいて、「おいしかった!」と感想をいただけた時はとても嬉しかったです。みなさんに笑顔でおいしい!と言ってもらえるように、最後まで頑張りました!

○カレンダーに関心を寄せてくださったみなさんへのメッセージ

管理栄養士を目指す学生の視点で、災害時でも美味しく栄養が取れるように主食・主菜・副菜となる料理をバランスよく組み立てました。癒しになるデザートや、郷土料理も取り入れています。普段の食卓でも、簡単に作れるこちらのレシピをぜひ利用していただければ嬉しいです。

カレンダー未掲載☆Food and Smile!考案レシピ
​「ポリ袋でほうれん草とツナのスープパスタ風」

ポリ袋に材料を全部入れて加熱するだけ♪包丁やまな板も使わないので洗い物も少ない簡単なレシピです。味付けも子どもから高齢者まで親しみやすいものになっています。

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材料(1人分)
マカロニ30g(ゆで時間:早ゆで3分の物)、冷凍ほうれん草30g、ツナ缶1/4缶(15g)※ノンオイル・油漬けタイプどちらでも可、スイートコーン大さじ2と1/2(15g)、無調整豆乳200mlパック1本※調整豆乳、牛乳でも可、水大さじ2、みそ小さじ1と1/2、和風顆粒だし小さじ1/2、ブラックペッパーお好みで

作り方(所要時間・約25分)
❶鍋に水と耐熱皿を入れ沸騰させる
❷耐熱ポリ袋に材料全てを入れ、みそを溶かすように手で優しく揉み込む
❸ポリ袋の空気をしっかりと抜いて結び、鍋に入れて10分間加熱する
❹やけどに気をつけながら、マカロニの芯が残っていないか菜箸などで確認する※芯が残っている場合はもう少々加熱する
❺皿に盛り付け、お好みでブラックペッパーをかけて完成

栄養成分表示(1人分:無調整豆乳の場合)

エネルギー 275kcal、炭水化物 27.4g、脂質 8.9g、たんぱく質 16.4g、食塩相当量 2.2g、

ビタミンB1 0.15mg、ビタミンB2 0.14mg、ビタミンC 6mg

ポリ袋クッキングのポイント

★耐熱温度の高い「高密度ポリエチレン(半透明のもの)」の食品用袋を使いましょう。パッケージに「湯せん調理可」と書かれているものの使用がおすすめです。

★火力は鍋底からポコポコと泡が出る状態をキープします。

★ポリ袋が鍋底や鍋肌につかないように注意しましょう。袋が溶ける場合があります。

★熱が全体に通るように、時々ポリ袋をひっくり返してください。

★お湯の量は鍋の2/3程度。加熱中に減ってきたら熱湯を追加して、一定の量を保つようにしてください。

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